”日中の渇き”に喝!メイク前・メイク中にできる乾燥肌対策!
いくらスキンケアを頑張っていても気になる日中の乾燥。化粧水やオイルをこれでもか!と補給して渇きをうるおわせたいけれど、実際はメイクの上からスキンケアをしてしまうとメイクがヨレてしまいますよね。でも乾燥を放っておくことはできない…。そんなあなたのためにメイク前、メイク中にできる保湿ケアをご紹介します♡
- 2018-02-14
- 剱持百香
まずはメイク前にスキンケアでうるおいをたっぷり与える
メイクを前にしっかり潤いを与えることで日中の乾燥を防ぐこともできますし、乾燥によるメイク崩れを防ぐことができます。そのため、朝のスキンケアは念入りに行いましょう。
洗顔は自分の体温より低い温度のぬるま湯ですすぐだけ。水分と油分をバランスよく補給するために、化粧水と乳液はどちらもマスト。
化粧水は「肌がもういらない!」というくらい重ね付けしましょう。目安は化粧水だけで肌がもちっと手のひらに吸い付くくらいまでです。その後、乳液を手のひらに出して優しく肌を包み込むようにつけましょう。最後にハンドプレスをして化粧水と乳液をしっかり浸透させます。また、メイクのヨレの防止のためにスキンケアのあと少し時間を置くことも大切です。
このように、メイク前のスキンケアで水分と油分をしっかり補給して肌を整えておくことで日中の肌の乾燥を防ぐことができます。
下地やファンデーションも”しっとりタイプ”にチェンジ
日中ずっと素肌の一番近くにいる下地やファンデーションは、乾燥が気になる方にとって頼みの綱ともなる存在です。そのため、ここには保湿力のあるしっとりしたものを選びましょう。
下地は、セラミド・コラーゲン・スクワラン・アミノ酸などが含まれているものを選んで。また下地の役割としてファンデーションとの密着度を高める役割のほかに紫外線防止効果もあります。紫外線は肌の老化に影響を及ぼすため避けたいところなのですが、ブロックしたいがあまり高SPF・PAのものを選んでしまうと乾燥しやすくなってしまいます。
季節柄、冬は紫外線量も少ないためここは乾燥肌対策を優先して紫外線防止効果の低いものを選びましょう。ただ、いくら乾燥を避けたいがために紫外線防止効果が0のものを選ぶのはあまりにもリスキーです。最低でも「SPF30/PA++」くらいのものは選びましょう。
また、ファンデーションは練状のクリームファンデーション「エマルジョンファンデーション」をおすすめします。エマルジョンファンデーションはリキッドファンデーションよりも油性成分の配合量が多いため、肌への密着度が高く乾燥肌対策にはぴったりのファンデーションです。密着度が高いゆえ崩れにくいいところもおすすめポイントです。
どうしても乾燥してしまった時は「ミスト」と「乳液」の”W使い”を
メイクの上からの乾燥肌対策の定番は「ミスト状の化粧水」かと思いますが、単品使いはおすすめできません。なぜなら、ミスト化粧水だけでは水分だけの補給になってしまい余計に乾燥してしまうからです。
保湿で大切なのは、「水分とともに保湿成分を補給してそれらが蒸発しないように油分でふたをする」こと。なのでミスト化粧水(水分と保湿成分)を吹きかけた後に、乳液(油分)でふたをしましょう。スティック美容液という選択肢もありますが、肌に滑らせるときにメイクが崩れてしまうので、ダイレクトになじませられる乳液がおすすめです。
とはいえ、乳液を常に持ち歩いているという方は少ないですよね。本当は、トラベルサイズの乳液をポーチに忍ばせておくのが理想なのですが…。
そこで、乳液がない! というときに使えるのが「ハンドクリーム」です。ハンドクリームは乳液ほどサラサラしたテクスチャではないものの、構成成分は似ています。しかし、ハンドクリームには香料や肌を柔らかくする成分などが配合されていて顔に使うには少々きついものもあるため、できるだけ肌に優しい成分のハンドクリームを使うことをおすすめします。
ベストは乳液をポーチに入れておくことですが、乾燥が厳しい日に乳液がなかった場合は試してみてはいかが?
日中の乾燥は、メイク崩れの原因にもなってしまいますので、少しでも乾燥は避けたいところ…。朝のスキンケアを丁寧にすること、ベースアイテムの見直しをしてみてくださいね。そして、今日から乳液をポーチに忍ばせておきましょう♡
この記事を読んだ人におすすめ
外見だけでなく内側からも美しくなりたいという想いを抱き、日本化粧品検定をはじめとする美容資格を取得。 コスメ、スキンケアの最新情報や『紫外線マスター』として徹底的なUV対策・美白ケアの重要性を発信中。