”艶やかな髪”は女性の憧れ！今すぐできる「健康な髪を保つケア法」3つ

健やかな髪を育てるならまずは「ヘアサイクル」を知ろう

「ヘアサイクル」とは、1本の髪の毛が成長して抜け落ちるまでの一定のサイクルのことを言います。「ヘアサイクル」は、休止期・成長期・退行期にそれぞれ分かれているのですが、毛髪が成長するのは、文字どおり‘成長期’。この成長期の4～6年の間にいかに栄養を与えて健やかな髪を育てて艶やかな髪にする秘訣です。

健やかな髪を育てる３つのケア

1．頭皮を適度な硬さに保つ

健やかな髪を育てるためには、頭皮を健康に保つことが欠かせません。なぜなら、頭皮が硬く血行不良になってしまうと健やかな髪を育てるための栄養素が運ばれず、元気のない髪が生えてしまうことに繋がってしまうからです。この状態が続いてしまうと、抜け毛や薄毛の原因にもなってしまいます。

また、あまりにも頭皮が柔らかくぶよぶよだとむくんでいる状態なので、こちらも血行不良を招いてしまいます。そのため、頭皮を適度な硬さにすることが大切なのです。頭皮が動かないくらい硬い場合は、毎日のシャンプーの際に指の腹で優しくマッサージを心がけましょう。頭皮がぶよぶよな場合もマッサージをしてむくみをとってあげましょう。

2．女性ホルモンのバランスを整える

女性ホルモンは一見髪には関係のないように感じますが、実は深い関わりがあるのです。なぜなら、女性ホルモンの一種「エストロゲン」は髪の成長を促したり、成長期を持続させたりする働きがあります。ほかにもハリ・コシのある髪にも「エストロゲン」は欠かせないのです。

加齢とともに女性は薄毛や全体的なボリュームの減少に悩んでしまう方も多いのですが、それは女性ホルモンが少なくなってしまうためです。

そんな女性ホルモンですが、「エストロゲン」だけあればよいというわけではなく、悪者にされがちな「プロゲステロン」とのバランスが大切。そのためには、良質な睡眠をとること、ストレスを解消すること、栄養バランスの整った食事を摂ることが必要不可欠です。

なんだか当たり前のようなことにも思えますが意外と難しいんですよね……。無理のない程度で自分のカラダとココロの声に耳を傾けてあげるようにしましょう。

3．たんぱく質を意識して摂取する

髪の99％は‘ケラチン’と呼ばれるたんぱく質で構成されています。なので、しっかりたんぱく質を摂取しないと元気な髪が育つことはできません。

しかし、たんぱく質は体中いたるところで使われている栄養素なので、生命の維持に欠かせない部位から使われます。そのため、十分な量を摂取しないと髪の原料まで順番が回ってこないのです。

ですから、たんぱく質は毎日の食事から意識して摂取しましょう。髪だけでなく肌や爪を健やかに保つこともできますし、ダイエットに欠かせない代謝を高めるための筋肉もつけることができますよ。

「髪は女の命」。トリートメントでダメージをケアしつつ、今回紹介した3つのケア方法を取り入れて健やかな髪を育てましょう。Wケアできっと艶やかな髪を手に入れられることができますよ。