今すぐやめたい!冬の”乾燥肌”を招く「NGスキンケア習慣」5つ
湿度が低く、外気が冷たい冬。肌が乾燥するシーズンですが、気温や湿度だけでなく、スキンケアが逆効果になっていることも。そこで今回は、エステ講師の筆者が「乾燥肌を招くNGスキンケア習慣」をご紹介します。
- 2017-12-17
- 坂本雅代
1.「洗顔温度」が熱すぎる
寒い冬の朝、冷たい水で顔を洗うのが嫌で、熱いお湯で洗っていませんか? でも、朝晩の洗顔のお湯の温度が熱すぎるのは、乾燥肌を招く原因のひとつです。
油で汚れた食器を洗う時、お湯のほうが汚れが落ちるのと同じように、顔に必要な皮脂も、熱いお湯で洗うと流れてしまいます。
洗顔の温度は、熱すぎず、冷たすぎず、ぬるい温度が正解。一般的に32℃くらいがちょうどよいともいわれています。
2.「クレンジング剤」が強すぎる
強すぎるクレンジング剤は、メイクを落とすだけでなく、皮脂まで落としてしまうことも。丁寧なメイクオフは大切ですが、クレンジング剤は自分の肌に合ったものを選ぶことが、乾燥肌対策になります。
乾燥による肌トラブルが出ている人は、冬はクレンジングミルクがおすすめ。オイルやコールドクリームに比べて洗浄力が落ちるイメージを持たれがちですが、最近のクレンジングミルクは洗浄力がありながら、肌に優しく保湿もしてくれるものまであります。
メイクを落とした後、肌がつっぱっているようならちょっとクレンジング剤が強すぎるのかも。冬の間だけでも変えてみるのがおすすめです。
3.水分が足りていない「砂漠肌」
乾燥する冬はしっかり保湿をしている人も多いと思いますが、美容液やクリームはしっかりするのに、化粧水が足りていない人が時々います。
肌の潤いに必要なのは、水分と油分。どちらも必要不可欠です。
乾燥する冬は、化粧水をなんとなく全体に塗るだけでなく、ハンドプレスをして丁寧に押し込み、まだ肌に化粧水が入りそうだな、と感じるなら何度も重ねづけをするようにしてみて。
4.やりすぎは逆効果!「ケアしすぎ」
美容は足し算だけでなく、時には引き算も必要です。美意識が高いあまり、中にはケアのしすぎで乾燥肌を招くことも。
スクラブやピーリングなどのスペシャルケアをやりすぎると、肌のバリア機能が低下したり、必要なものまで削ってしまったりしてしまいます。
“肌を削る系”のスペシャルケアは使用頻度を守って、生まれたてのつや肌まで削らないように気をつけてくださいね。
5.「紫外線対策」をしていない
紫外線対策が甘くなりがちな冬。夏ほど強力な日焼け止めを使う必要はありませんが、冬の紫外線対策を怠ることも乾燥肌の原因になります。
紫外線は日焼けをしたり、シミをつくったりするだけでなく、肌のコラーゲンを破壊し、シワをつくる原因にも。シワができる一歩手前が、乾燥している状態だといえます。肌に十分な水分や油分が足りていれば、シワはなかなかできないんですよ。
肌内部の組織を壊さないように、冬も紫外線対策をしっかりしておきましょう。
いかがでしたか? 意外とやりがちなことなので、スキンケアを見直してみてくださいね。