保湿だけじゃダメ!乾燥から“しっとり肌”を守る「冬肌ルール」4つ
乾燥が厳しい季節でも、触るとふわふわのしっとり肌の女性って憧れますよね。保湿を毎日欠かさずするのはもちろんですが、冬の日常生活の中には乾燥を悪化させてしまうことも。肌を乾燥させない習慣と保湿を合わせて、冬のしっとり肌を守りましょう。
- 2017-11-23
- 坂本雅代
1.お湯の温度
寒い冬に気をつけたいのがお湯の温度。油汚れのひどい鍋を洗う時、冷たい水より熱いお湯のほうが落ちますよね。これと同じで、人間の皮膚も熱すぎるお湯は油分を奪っていってしまいます。
シャワーだけで済ます時は、42℃の熱めのお湯に設定してしまったり、食器洗いもお湯を使ったり、冬はお湯で皮脂が奪われやすくなってしまいます。
湯船に浸かって温まるとシャワーの設定温度もぬるめにできますし、食器洗いはハンドクリーム+綿手袋+ゴム手袋をすると、スチーム効果で手もすべすべに。ちょっと手間はかかりますが、毎年手荒れに悩まされる人はおススメですよ。
2.静電気対策
空気が乾燥する冬は、セーターやマフラーなどを身に着けると静電気が起こりやすくなってしまいます。髪の乾燥はもちろん、静電気は肌も乾燥する原因のひとつです。
摩擦を減らすために、ストッキングやタイツを履く前に保湿をしたり、肌に1枚ベールをつくることで静電気防止に役立ちます。肌が白っぽく粉がふいてしまう人は、お風呂上りの保湿以外に、服を着る前の保湿もおススメです。
また、髪の静電気は特に、パサつきや切れ毛など傷む原因になってしまうので、マフラーに巻き揉まないように髪を束ねたり、ヘアオイルで保護するなど、気をつけましょう。
3.部屋の湿度
最少湿度が20%になることもある冬。肌にとってベストな湿度は60%前後ともいわれているので、かなり乾燥しているといえます。
エアコンの効いた部屋で洗濯物を部屋干しすると、みるみる乾いていくと思いませんか? 同じ部屋にいる、あなたの肌からも水分は奪われているんです。
空気の乾燥は、喉を乾燥させ、痛めたり風邪を引いたりしてしまうことも。美容にも健康にも、適度な湿度を保つ部屋で過ごしましょう。
自宅の加湿はもちろん、会社でもデスクに置けるミニ加湿器がいろいろあるので、オンもオフも潤う空間にいたいですね。
4.長風呂NG
温かいお風呂は冬の楽しみのひとつかもしれませんが、長風呂も皮脂を奪い、肌の保湿成分が流れてしまう原因になるので浸かり過ぎはNGです。
乾燥を防ぐお風呂の入り方は、38~40℃のぬるめのお湯に15分といわれています。30分、1時間などの長風呂は美容にマイナスなのです。
肌をふやかしたら優しく泡で洗うようにすると、必要以上に皮脂を奪わず美肌に◎
入浴後、インバスケアをすることで保湿効果もアップしますが、乾燥肌がひどい人は、入浴中のオイル美容もおススメです。
体を洗ったら、オイルを塗って湯船に浸かることで、皮脂や保湿成分を守ってくれますよ。
保湿ケアを丁寧にし、乾燥する原因を消していくことで、冬でも吸い付くようなしっとり肌を保つことは可能です。乾燥が気になるパーツが出てきているのなら、乾燥する原因をしてしまっているかも。
まだまだこれからが本格的な冬。今からでも見直して、やわらかい女性らしい肌を保ってくださいね。