お風呂で気持ち良い~♪美容と健康に良い入浴方法
お風呂が気持ち良い季節になりました。寒い冬は、ゆっくりと入浴を楽しみたいですよね。でも、せっかくなら美容や健康に良い入浴方法を知りたくないですか?お風呂の入り方や入浴料の選び方まで、この時季欠かせない情報をお届けします。
- 2017-11-16
- 西田彩花
寒い冬はお風呂が一番!1日のリラックスに…♡
肌寒さが増してきて、日に日に冬を感じる毎日ではないでしょうか。会社からの帰り道、冷たい風に吹かれて歩いていると、なんだかお風呂場が恋しくなっちゃいますよね。入浴は年中気持ちが良いものですが、寒い冬は特に大切なリラックスタイムになるという方も多いはず。
さて、その入浴ですが、美容や健康にも良いという話を聞いたことがありませんか?せっかくなら、毎日の入浴でケアも兼ねたいところです。美容や健康には良いらしいけど、詳しくは知らなかったというあなた。ぜひ、毎日の入浴でもっとキレイになりませんか?今回は、入浴のコツや入浴料の選び方までご紹介。リラックスしながら、よりキレイを目指してみてください。
あなたはシャワー派?入浴派?それぞれで効果が違った!
お風呂はゆっくりお湯に浸かる派という方と、サッとシャワーで済ませてしまうという方がいらっしゃるでしょう。実はお湯に浸かるかシャワーを浴びるかで、その効果が違うのです。どちらも、本来は肌を清潔に保つことが目的ですよね。1日の汚れを洗い流す、という意味ではシャワー派でも入浴派でもOK。
ただ、なんとなくイメージからゆっくりと入浴した方が良いのでは、と思っていませんか?確かに入浴にはさまざまな効果が期待できますが、入浴にはできなくてシャワーにはできるものがあります。それが、マッサージ効果。
普段は入浴派だけど、時間がないときにはシャワーを浴びているという方。シャワーを浴びた後で、なんとなくスッキリした感覚になったことはないでしょうか。実はそれ、シャワーの刺激によるマッサージ効果なのかもしれません。そういった効果を得たいときは、あえてシャワーにしてみても良いかも。
一方、入浴は他のさまざまな効果が期待できます。お湯にゆっくりと浸かることにより、疲労回復やリラックスをすることができます。実感している方も多いでしょう。
その他、血行が良くなって新陳代謝を高めたり、自律神経のバランスを整えたり。さらに、お湯に浸かると浮力があるので、重力から解放されることになります。その結果、筋肉がほぐれるのです。
入浴にはこんなに嬉しい効果が!これは、バスタイムを大切にしたいですよね。入浴の時間を大切にすることが、健康や美容にもつながるのです。
その日に”得たい効果”で、お湯の「温度」を変えてみて!
あなたはお風呂の適温を知っていますか?なんとなく心地好いと感じる温度にしているかもしれませんが、ここは正しい知識を元に温度を変えてみて。
そもそも適温は、夏は38~39℃、冬は38~40℃が目安です。この温度に設定しておくと、副交感神経がよく働きます。副交感神経とは、リラックスしているときに働く神経。つまり、よりリラックス効果が期待できるのです。
疲労がたまっていると感じたら、額が汗ばむくらいまでお湯に浸かってみてください。ジム帰りなど、運動した後であれば20分以上入ってみて。エネルギー補充に役立ちますよ。
適温は上記に述べた通りぬるま湯ですが、ときには熱めのお湯にすると良いでしょう。例えば朝お風呂に入ってから仕事に行く日。スッキリと目を覚ましてから出勤したいですよね。そんなときは、41℃以上に設定してみてください。
交感神経が働いてお仕事モードに。入浴でなくシャワーでも大丈夫ですよ。ただし、気分が悪いと感じるほど高温にするのは危険なので、決してしないでください。また、心肺系の疾患がある方は長時間の高温入浴は避けましょう。
夜41℃以上にする場合に気を付けたいのは、寝るまでの2時間前にはお風呂を済ませておくということです。体温が高くなると眠りにくくなってしまうからです。
バスタイムをリッチに♪上手に入浴料を選んで!
良い香りに癒やされるから、入浴料が好き!という女性も多いかと思います。でも、せっかくならその時の自分に合った入浴料を選びたいところです。入浴料は、主に5種類あります。どんな効果を得たいかを考えながら選ぶと良いでしょう。
無機塩類系入浴料
温泉成分を含む、ポピュラーな入浴料です。「塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム」が配合されているものには血行促進効果があります。「炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム」配合のものには皮膚洗浄効果がありますよ。
薬用植物系入浴料
カミツレやトウガラシなど、ある効果が期待できる植物が配合されているものです。植物は多種多様で、それぞれ効果が異なります。配合されている植物を調べながらチョイスすると良いでしょう。薬用植物には芳香成分を含んでいるものが多くあるので、香りでリラックスできるという利点もあります。
酵素系入浴料
パパインなどの酵素が入ったもの。皮膚表面の皮垢を取れやすくします。無機塩類にも洗浄作用がありますが、こちらはよりそういった効果を高める目的で配合されているのです。
スキンケア系入浴料
油性成分を配合し、潤った角層を維持するものです。保湿成分を浸透させやすいという一面も。潤いボディが欲しい方はこちらの入浴料を選んでみましょう。
清涼系入浴料
こちらは今の季節には不向きかと思いますが、夏には活躍しそうですね。メントールの冷感や、収れん作用のあるミョウバンなどを配合しています。
主な5種類の入浴料をご紹介しましたが、パッケージの雰囲気や香りだけで選んでいた方は、ぜひこれを機に見直してみてくださいね。
ちなみに炭酸ガスを発生させるタイプの入浴料がありますが、これは末梢血管を拡張、血流量を増加させます。温感が2、3℃高くなるのでちょっと温かいお湯に浸かりたい気分、というときに使ってみると良いかもしれません。
この冬はぜひバスタイムに気をつかって♡もっとキレイを目指しちゃお!
入浴一つ取っても、入り方で随分と効果が変わってくるものです。せっかく毎日入るものならば、気をつかってみても良いかも!いつもよりもっとリラックスしながら、美容と健康にも良い時間を過ごせるでしょう。この冬は、ぜひ正しい知識でキレイを手に入れて♡
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美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。マスコミ系企業に就職中、美容資格をいくつか取得し、美容ライターとして活動を始める。キレイになりたい!と願うあなたに響くような情報をお届けできればと思います。