絶妙「大人ベースメイク術」!“しっかり感”と“ナチュラル感”を合わせて!
毎日のメイクにとって、ベースメイクは必須でしょう。しかし、ファンデーションが厚塗りになってしまったり薄付きすぎになってしまったりしていませんか?大人の女性にとって大切なのは、好印象を与えるベースメイク。メイク感を出しながらもナチュラルに仕上げるテクニックをご紹介します。
- 2017-11-07
- 西田彩花
NGメイクになってない!?こんなベースメイクは卒業しましょう
ベースメイクは、メイクの土台です。キレイにベースメイクが仕上がると、カラーメイクもバッチリ決まりやすくなります。しかし、その分間違ったベースメイクをしてしまっていると悪目立ちしてしまいがち。まずは、自分のベースメイクが間違っていないかをチェックしてみましょう。
①マットな質感が好きな方、要注意
アラサーの方なら分かるかと思いますが、青春時代、まさにマット肌が流行しました。パウダリーファンデーションを重ねたマット肌、確かにふんわり質感も演出できるのですが…。一歩間違えると厚塗り感のある、重たい肌になりがちなのです。トゥーマッチなマット肌になっていないか、今一度確認してみて。
②ツヤ感重視の方も要注意
逆に、ツヤ感を重視している方も注意が必要です。ここ数年、ツヤ肌が流行しました。そういった流行を意識している方もいらっしゃるでしょうが、これもトゥーマッチになるとテカり肌のように見えてしまう可能性が。特に乾燥が厳しくなるこれからの季節、テカり肌は浮いてしまうかも。ツヤ肌のつもりがテカり肌になってしまっていた、ということのないように。
③肌のアラを全部ファンデーションで隠してない?
歳を重ねると、気になる肌のアラも増えてくるかと思います。肌の凹凸やくすみ、クマ。さらに、ほうれい線やシミなんかも気になってきている方もいらっしゃるのでは。こういったアラを全てファンデーションでカバーしようとすると、厚塗りになってしまいます。ファンデーションの厚塗りは、老けてみられることもあるので気を付けましょう。
④ナチュラルすぎなメイクもNG
ナチュラル感を求めるあまり、ナチュラルすぎるベースメイクになっていませんか?薄付きすっぴん美人風なメイクも時には良いですが、ある程度歳を重ねると、NGだと思われてしまうこともあります。程よいメイク感がある方が、きっちりした大人の女性のイメージになりますよ。
ファンデーションの前に化粧下地から!土台を作り込みましょう
大人ベースメイクをするためには、ファンデーションの塗り方ももちろん大切。しかし、化粧下地でしっかりと土台作りをすることも必要なのです。化粧下地を塗るだけで、ある程度のアラはカバーできます。ここを重視することによって、ファンデーションの過度な厚塗りを避けられるのです。
基本的には、スキンケアをして10分程度経ってから化粧下地を塗っていきます。ある程度時間が経っても余分な水分や油分があると感じたら、優しくティッシュオフしてくださいね。ムラにならないためのひと手間です。化粧下地は使用方法に書かれている量が適量です。使用方法をなくしてしまっている場合、大体のものはパール粒くらいを目安にして。
適量の化粧下地を手の甲に出したら、額、両頬、鼻、顎に5点置きしましょう。指の腹で顔の外側に向かって伸ばしていってくださいね。下地が足りないと思ったら、少しずつ足していって。顔全体に塗れたら、パフで馴染ませてください。内側から外側に向かってパフを滑らせるようにするのがポイントです。こうすることによって、均一で滑らかな仕上がりを目指せます。
化粧下地でもカバーできない肌の色ムラがある場合は、コントロールカラーを使用してみて。クマやたるみにはオレンジ系、くすみにはイエロー系が良いでしょう。赤ら顔に悩んでいる方にはグリーン系、血色が良くない方にはピンク系がオススメです。
コンシーラーを上手に使って隙のない肌に♡
化粧下地の次は、コンシーラーで肌のアラをカバーしていきましょう。ほうれい線が気になるときは、素肌よりもワントーン明るめのコンシーラーを使ってみましょう。テクスチャーは柔らかめのものがオススメ。ほうれい線に沿ってコンシーラーを塗ったら、指の腹で優しく馴染ませ、さらにパフでも馴染ませてください。
シミには地肌に近いカラーのコンシーラーがオススメ。シミの上に乗せたら、指先でポンポンとボカしてくださいね。
メイク感&ナチュラル感にはパウダリーファンデーションで!
きちんとした印象のメイク感と、元から美肌であるかのようなナチュラル感を併せて演出するには、パウダリーファンデーションを使うのが良いでしょう。
ファンデをパフに取る際は、取り過ぎに注意!サッと2なでする程度がちょうど良いですよ。まずは、目の下に塗って。ここも、内側から外側に塗るのが大切です。この要領で頬全体にも塗っていきましょう。(イラスト①部分)
さらに、額と鼻筋に塗っていきます(イラスト②、③部分)。テカりやすい部分なので、サッとなでるように塗って仕上げる方が良いですよ。顎はU字に塗ってくださいね(イラスト④部分)。
最後に、パフに残ったファンデーションで細かい部分をカバーしていきましょう。小鼻や口の周り、目周辺です。顔全体にファンデーションが塗れたら、手のひらで顔全体を覆って馴染ませて完成です。
化粧下地とコンシーラーを上手に使って美人ベースメイクを
このように、大人な絶妙ベースメイク術には、ファンデーションの塗り方だけでなく、化粧下地やコンシーラーを駆使することが欠かせません。化粧下地やコンシーラーをおろそかにすると、ファンデーションが厚塗りになってNGメイクになってしまいがちなのです。
肌のアラはしっかりとカバーしつつ、適度なメイク感が出る大人のベースメイク術。ぜひあなたも実践して、より好印象な女性を目指してくださいね♡
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美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。マスコミ系企業に就職中、美容資格をいくつか取得し、美容ライターとして活動を始める。キレイになりたい!と願うあなたに響くような情報をお届けできればと思います。