ダイエット&デトックス!”食べても”「太らない体質」になる方法は?

BODY CARE

ダイエット&デトックス!”食べても”「太らない体質」になる方法は?

体重を減らそうと食事を制限すればするほど、便秘やむくみに悩まされやすくなる。といった経験はありませんか?その場合は、無理なダイエットで「低代謝」を招いている可能性があります。食べないと、やせることもデトックスもできません。そこで、ダイエットとデトックスを両立させる方法をご紹介します。また併せて、腸のはたらきを活性化して、健康美とやせ体質を実現する「腸活」もお伝えします。

便秘を防いでダイエットを成功させるなら「食べること」が大切!

shutterstock_510977824

ダイエットをきっかけに、便秘に悩まされるようになったという方が非常に多いようです。極端に食事量を制限して栄養不足に陥ると、内臓機能の低下・筋力の低下・腸への刺激不足・便のかさが小さくなるなどの不調を招きやすくなります。その結果、便秘やむくみに陥りやすい体質になってしまうことがあります。

内臓を活性化して、便秘知らずの体質に整えるためには、栄養バランスを整えて便を作るのに十分な量の食事をとることが大切です。体内の吸収・排出のはたらきがスムーズになることで、代謝が高まりダイエット効果が期待できます。

デトックス力を高めるには「腸内環境の改善」が大事

shutterstock_345718829-1

体内に溜まった不要なものを排出するはたらきのメインは「排便」です。腸内環境を整えて排便力を高めることで、便秘によるぽっこりお腹や、代謝の低下を予防・改善することが可能です。これが、やせやすい体質づくりにつながります。

減退している腸のはたらきを活性化することで、消化・吸収のはたらきを高め、代謝をよくしてみませんか?老廃物を溜め込まず、エネルギーを消費しやすい体質に変わることが期待できます。また、体内の栄養状態が整うことで、疲労回復効果や美肌効果もアップします。健康的で美しい身体づくりを目指す人におススメです。

これを「腸活」と呼びます。腸活のアプローチは、主に2つあります。ひとつは、食生活を改善して腸のはたらきをスムーズにすることです。そしてもう一つは、マッサージや運動で腸を刺激して活性化することです。

「腸活」メソッド

朝編

shutterstock_501781486

朝の「腸活」は、眠っている腸の働きを呼び覚まし、その働きを活性化することです。朝から代謝がぐっと高まります。起きがけに、1杯の白湯を飲みましょう。

睡眠中は水分が出ていくことはあっても、摂取することはありません。朝は、老廃物をスムーズに排出するための水分が不足している状態です。そこで、冷たすぎない水で水分補給をしましょう。常温かやや温かい水をゆっくりと飲み、休養モードになっている腸を活動モードへと切り替えます。

朝食にはフルーツ

shutterstock_549361804

水分を摂取したら、少し時間をおいて朝食を食べます。エネルギー源をしっかり補給しながら、腸に負担をかけないものとして「フルーツ」をおススメします。食物繊維や水分が豊富なフルーツは、便秘の予防・改善にも役立ちます。

夜編

shutterstock_383461213

基本の食事は「たんぱく質」+「たっぷりの野菜」です。夜は、エネルギー源の補給がそれほど必要ない時間帯です。寝ている間の疲労回復に備えて、筋肉や肌細胞の原料であるたんぱく質を積極的に摂取しましょう。併せて、食物繊維や消化・吸収のはたらきをサポートするビタミン類を摂取することで、腸への負担を減らして、腸のはたらきを高めやすくします。

入浴後の腸活マッサージ

shutterstock_662498362

ガスが溜まってお腹が張っている場合には、血流が良くなっている入浴後にマッサージをするのがおススメです。おへその周り指3本分ほど外側を、時計回りにゆっくりと揉み込みます。

右手の人差し指・中指・薬指の三本をおへその下に置き、圧力をかけながらその場でくるくるとマッサージします。少しずつ位置をずらして、おへその周りをぐるりと一周します。固いな、と感じる部分や、揉み込むと気持ちいい部分があれば、重点的におこないましょう。

ランチは自由に

shutterstock_151189988

食事の工夫は、朝と夜だけにして、昼は多少内臓に負担のかかる食事をしたり、食べすぎてしまったりしても、夜の食事で調節が可能です。お腹が重たいと感じたら、夜の食事を消化の良いものにして調節しましょう。ストレスは、内臓のはたらきを減退させる大きな要因です。

また、腸活は続けなければ意味がありません。毎日の生活に、食事自体を楽しむ時間を設けて、食べることを楽しみながら腸活をしていきましょう

“食べて”腸内環境を整えるには?

「食物繊維の豊富な食材」や「発酵食品」を積極的に摂取する

shutterstock_369768824

食物繊維の豊富な野菜・果物、そして納豆・ヨーグルトなどの発酵食品は、腸内の善玉菌を増やしてそのはたらきを活性化する効果が期待できます。なかでも、野菜たっぷりスープなど、温かく水分の多い料理で摂取することがおススメです。冷えの予防・改善や体液循環を整えて、代謝を高める効果が期待できます。

「ビタミン・ミネラル類」や「たんぱく質」を不足させないようにする

shutterstock_594014522

内臓機能を活性化するには、ビタミン・ミネラル類が欠かせません。また、細胞の主な原料であるたんぱく質は疲労回復や老化予防のために欠かさずに摂取しましょう。肉や魚、豆類、卵、チーズなどの乳製品は、ダイエット中でも積極的に摂取したい食材です。

「しじみ」や「あさり」など、肝機能を高める食材もおススメ!

shutterstock_704616292

低脂肪&高たんぱくでカロリーの低い貝類は、ダイエット中も安心して食べられるおすすめ食材です。解毒の役割を担う肝臓の機能を活性化する成分も豊富で、老廃物の排出力を高めることにも役立ちます。

「水分補給」と「発汗」も忘れずに

shutterstock_564703105

排便に加えて、発汗や体内の体液循環をスムーズにすることも大切です。適度な運動で汗を流し、こまめに水分を補給して、老廃物の流れを滞らせないようにしましょう。

「生理前」と「生理中」は例外

shutterstock_326072789

女性ホルモンのバランスが変化する生理期は、不調が起こりやすいもの。また、生理中は栄養素や水分を体内にため込もうとするため、むくみや便秘を起こしやすくなります。そのため生理前になると、胸や下腹が張って、いつもと同じサイズの服を着ることができなくなるという方もいます。また、体重が2~3kg増えることもあります。このときに「太っちゃった」と慌てて食事制限をしたり、運動でなんとか体重を減らそうとしたりすると、かえって体調不良を悪化させたり、栄養不足による代謝の低下を招く可能性があります。

「この時期は、ゆっくりと身体を休めるとき」と心に留めて、「待つ」ことも大切です。それでも見た目の変化が気になるという場合は、ワンサイズ大きくゆったりとした服を用意しておくこともおススメです。生理が終われば、増えた体重やむくみが改善していくので、そのタイミングを狙って、ダイエットを再開させましょう。

shutterstock_217881697

いかがでしたか?デトックス力を高めるためにも、やせやすい体質を実現するためにも、体内のはたらきを活性化することが重要です。食事や運動習慣を見直して、ためこまないスリムボディを実現してください!

※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。

ダイエット&デトックス!”食べても”「太らない体質」になる方法は?

この記事をSNSでシェア

この記事を読んだ人におすすめ

松澤ますみ

松澤ますみ美容ライター

WEB・DTPデザイナーから、ライターに転身した変わり種。得意分野はアンチエージング。お肌が10歳若くなるケアの方法などを、皆さまにお届け致します。