正しく知ってる?「チーク」を入れる”意味”と”効果”
目や口みたいに“かたち”があるワケじゃないから、どこにどうやって入れたら良いのか悩んでしまう「チーク」。なんとなくで入れてない?入れる意味と効果を知ると、今よりもっと魅力的になれますよ。
- 2017-09-16
- byBirth編集部
チークは極論マストじゃない?!
ポイントメイクの要点3つは「アイメイク」、「チーク」、「リップメイク」。だからこそ、チークは必ず入れなければないらないものだと認識していませんか?
だけど実際には、チークはベースメイクの1つと考える人もいるもの!ハイライトやシェーシングなど、骨格を強調する他のメイクをしている場合や、ファンデーションで立体感を足している場合には、あえて“入れない”選択もアリ。
では、なんでチークを入れるの?その効果を教えます。
チークの効果
①元気に見える
なによりメジャーなチークの効果は、「血色感のアップ」です。顔色が優れないときや体調が芳しくないときでも、チークを入れてあげることにより、元気に見せることができます。
だから逆に言えば、もともと頬が血色を帯びている人や、顔色の良い人は入れる必要がないのです!
チークは、年齢や体調により頬の血色が失われた人や、ファンデーションを塗ったことで消えてしまった血色を補うためのもの。つまり、入れすぎてはだめ!あくまで“自然な血色感”を目指しましょう。
②メリハリが出て小顔に見える
面長さんや丸顔さんは、頬のあたりの余白が気になるもの。チークは、空いた隙間を生めてメリハリを出してくれるのです。
輪郭の形や特徴に合わせたポジションに入れるようにすると、すっきりとした小顔に見えます。
シェーディング、ハイライトを用いなくても、チークでナチュラルな輪郭・骨格補正をすることが可能です。
③肌がきれいに見える
肌がきれいに見える条件は、頬の高い位置がきれいなこと。ここさえ整っていれば、極論ほかのパーツが少々肌荒れしていても、美肌に見えるのです。
頬の高い位置に入れるメイクと言えば・・・「チーク」ですよね。
肌がなめらかに見えるチークや、パール入りでツヤの出るチーク、肌のアンダートーンとマッチしたくすみを払拭してくれりチーク・・・などを選んで使えば、美肌効果が期待できます。
「チークを入れない」方が良いのはどんなとき?
では、そんなチークを引き算した法が良いのって、どんなときなのでしょうか?具体例を2つ紹介します。
“コントゥアリング”で骨格を引き締めたとき
何色もの絵の具を混ぜると最後は色が濁ってしまうように、メイクも何色も重ねると、色本来の良さを失い汚く見えてしまいます。
コントゥアリングでハイライト・シェーディングをし、チークゾーンに色をのせた場合には、あえてチークをのせる必要なし!イメージは、海外セレブや外国人モデルです。
アリアナ・グランデさんのインスタグラムを見ても、ご覧の通り。頬や眉・鼻の高さが強調され、輪郭がキュッと引き締まっている代わりに、チークが主張をしていないのがわるでしょ?
アイメイクとリップメイクをきっちりしたとき
目もとを強調するメイクをし、なおかつ濃密カラーのルージュを塗ったときは、チークを引き算するのが正解です。ここで、頬にまでしっかり色をのせてしまっては、とんでもなくうるさい顔立ちになってしまいます。
こちらは、菜々緒さんを参考にすると良いでしょう。
このように、ブルーのアイカラーとピンクのルージュを組み合わせたときは、チークの色をおさえているのがわかるはず。
頬に血色カラーを入れなくても、唇が血色を帯びていれば顔色が悪く見える心配はありません。
この世にマストのメイクはない!!
“今日の気分”似合わせて断捨離を
「メイク」って、色々な工程とパーツがあるけれど、どれもマストなワケではありません。
時代の流れとともに、新たなメイクテクニックがどんどん登場し、その全てを取り入れる必要がないのと同じで、これまで“常識”と思っていたメイクだってやり続ける必要なし!
自分の気分やなりたいイメージに合わせて、毎日“いる”、“いらない”の判断を。
まずは、「意味がわからずなんとなくしているメイク」を止めてみてはいかがでしょうか?その一つが、チークです。やめた上で、必要と感じたら加えれば良いし、いらないと感じたらいったん卒業。また次の、気分が訪れるときまでお休みを。
必要な場合は、「なんでどうして」とその理由を考えることにより、これまで以上に魅力がアップする取り入れ方に出会えるはずです!
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