脱・”カサカサ肌”!秋の乾燥を防ぐために「守りたいコト」5つ
秋の美肌対策はなんといっても乾燥対策。保湿を丁寧に行うことも大切ですが、そのほかにも守りたいことがあります。そこで今回は、エステ講師の筆者が秋の乾燥対策のコツをご紹介します。
- 2017-09-13
- 坂本雅代
1.食事で「油」を抜き過ぎない
筆者のお客様の中にも、ダイエットのためにストイックな食事制限を自分に課している方がいたのですが、フラつきや肌荒れ、イライラなどに悩まされていらっしゃいました。
真面目な人ほどダイエットをする時に厳しい食事制限をしてしまいがちですが、油は絶対悪というわけではありません。摂りすぎは肥満に繋がることは確かですが、食事で油を抜き過ぎないことも肌の潤いには大切です。
気になる方は、ナッツ類や魚から油を摂取するように心掛けてみてはいかがでしょう。良質な油は美容に大きく貢献してくれます。
2.肌を”こすらない”
汗をかいた日や日焼け止めをたっぷり塗った肌って、キレイに落とせているか心配になりますよね。スクラブをかけたり、こすって垢を落とそうとしたり、肌に負担をかけることをしている人もいるかもしれません。
肌への摩擦は乾燥の元。皮膚が傷ついて潤いを壊してしまっていることになります。時々はスペシャルケアもしたいけど、やりすぎは禁物です。
肌へのスクラブは、十分に肌をふやかして、優しく行うのが基本。ヒリヒリするようならやり過ぎです。お風呂にしっかり浸かって、使用頻度を守って使いましょう。
3.紫外線対策
夏はしっかり対策していたのに、日差しが柔らかくなった秋になると油断しがちな紫外線対策。今や1年中紫外線対策を行うことは美肌を守る基本になっています。
日焼けをするだけでなく、紫外線は肌バリアを壊し、乾燥を招く原因にもなることを知っていましたか?
今日は曇っているからいいかな、と油断しないで、秋もしっかり紫外線対策をすることが乾燥対策にもなりますよ。
4.洗い過ぎない
洗顔もボディもシャンプーも、洗い過ぎは潤いを奪う元。洗顔ソープをしっかり泡立てることも大切ですが、長く洗い過ぎないことも大切です。
顔に泡をのせてから、目安としては30秒で洗い流すくらいのつもりがオススメ。洗顔中にお顔のマッサージをしている人もいそうですが、時間がかかりすぎています。
ボディも、乾燥肌の自覚がある人は、時間をかけ過ぎずに洗い流すように気をつけて。それでも潤いまで流してしまっている気がしたら、保湿タイプのボディソープや、ボディソープにオイルを少し混ぜるとしっとり洗い上がりますよ。
5.”熱すぎる”お湯に要注意
まだまだクーラーが入っている9月。冷え性の女性は寒く感じる時もありますよね。熱めのお湯やシャワーで身体を温めたいところですが、乾燥肌の大敵は熱すぎるお湯。
お風呂はぬるめのお湯にじっくり浸かったほうが芯まで温まりますし、温まった後ならシャワーの温度もやや低めに設定できます。
洗顔も熱い方が毛穴が開いて汚れが取れそうな気がしてしまいますが、30℃台前半がおススメです。
いかがでしたか? 気付いたら乾燥した肌に悩まされていた、ということがないように、普段からお肌を守る対策を心掛けてくださいね。