メイクを大きく変えても美人度は変化なし！

“細部”をちょっぴり変えてみて

「今より可愛くないたいからメイクを変えよう」、そう考えたときは、ああでもないこうでもないと、似合うアイシャドウ・チーク・口紅の色や、アイラインの角度、カラコンの色・・・あたりを模索するはず。

ですが、これらで変えることができるのは、“美人度”ではなく“印象”です。自分にピタッとはまるように印象チェンジしてあげることで、結果として可愛く見えることはあっても、美人にはなれないのです。

美人度を高めたいのであれば、メイクの細部を、どこか一箇所変えてみれはいかがでしょうか。気を配るだけで、美人見えするポイントを紹介します。

気を配るだけで美人見えするメイクポイント

1．眉下のラインを美しく描く

一般女性の眉毛に注目して見ると、上側をしっかりと描き、下側のラインは産毛を生かしたままにしている人が多く見受けられます。ですが！むしろ逆！下側の眉ラインをきちっと整えたほうが美人に見えます。

Kiko Mizuhara 水原希子さん(@i_am_kikoxo)がシェアした投稿 – 2017 5月 29 5:01午前 PDT

ナチュラルな眉毛が印象的な水原希子さんも、注目してみると実は、上は産毛をしっかりと生やし、下の眉ラインはきれいに揃っているのです。

眉の下側をなるべく整えるようにし、毛量が追いつかない場合は、ペンシルアイブロウを用いて、眉の下側のラインを、きちんと描くようにしてみましょう。

すると、眉が美しく見えるのみでなく、目と眉の距離が近づき、若々しく見える・目力が増す、効果も期待できます。

2．目頭側のアイシャドウをきちんと塗る

奥二重さん・末広二重さんに特に多いのが、「目尻側のメイクばかりに力を入れる人」です。

二重が重なっている部分のメイクは、目を開けている状態では見えにくいため、アイラインやカラーメイクに関しては、メイクが映える目尻側にポイントを置くのが確かに正解。

ですが、目頭側のメイクを怠ると、

・ツリ目に見え、目の印象がキツくなってしまう
・目の眉の距離が離れて見え、間が抜けた表情になる

のです。アイメイクは、二重幅のみにするものではありません。目頭側のアイホールにもシャドウを入れるようにしましょう。そうすることで、目の印象がグッと強くなります。

目を横に広く見せたい方はハイライトカラーを、そして、縦に大きく見せたい方は、ミディアムカラーのアイシャドウをのせてください。

3．リップラインを整える

顔の下半分の仕上がりを左右するのは、やはりリップメイクです。唇が整っていると、顎がキュッとシャープに見える効果も期待できます。

ラフにポンポンと塗るリップメイクも素敵ですが、美人度をアップさせたいときは、唇の輪郭をきちんと整えるようにしましょう。

リップライナーで山や口角を取ると、ちょっときっちりしすぎてしまうので、少しカジュアルに仕上げたい場合には、小回りの効くルージュやクレヨンタイプのリップスティックを使い、軽めに輪郭を整えるのがおすすめです。

4．眉頭の下と唇の下に影をつける

ノーズシャドウは鼻筋の両サイドに入れるもの。影をつけるのはフェースライン。これが「立体小顔メイク」の一般的な認識ですよね。だけど、ナチュラルに美人度を高めたいときに影を加えるのは、ここではありません。

・眉頭の下～目頭まで
・唇の下

にシェードカラーを入れましょう。ホリの深い外国人女性の横顔を見るとわかるように、事前な影ができるのは、上記の部分。ゆえに、ここにメイクで影を加えるだけで、顔が引き締まって見えるのです。

唇の下に影をつけると、下唇がボリュームアップし、可愛らしさや色っぽさもプラスしてくれます。

細部のメイクを変えるだけで一気に美人度アップ！！

ナチュラルに仕上げるためには、”どこか一箇所だけ”取り入れてみて

以上、4つの「美人に見えるメイクポイント」を紹介しましたが、これらを聞くと、あれもこれも取り入れたくなってしまいますよね？だけど、全部がきちっとしすぎると、一気にコンサバ感が増してしまい、顔立ちが老ける心配があります。

そこで、まずはこれらのうち、どれか1つのテクニックのみを取り入れてみてください。すると、ナチュラルなのに自然と整った“天然美人”風に見えるかも？！

今よりレベルアップするために変えることは、大きなメイクチェンジではなく、細部を整えることなのです。