彼の家での基本マナー

半同棲 状態になったとしても“二人の家”ではなく“彼の家”であることを忘れずに

2人の仲が深まって、自分の家にいるよりも彼の家にいる時間のほうが多くなったとしても、その家は、あくまで“二人の家”ではなく“彼の家”です。そのことを忘れて、あたかも自分の家かのように振舞うと、彼からの愛が冷めてしまう原因となるので気をつけましょう。

「親しき仲にも礼儀あり」と言うように、どんなに深い仲になったとしても、“人の家にお邪魔している”という態度を心がけて。ここで図々しくしてしまっては、「この人とは生活ができない」=「結婚できない」と思われてしまうことも？！

ずっと愛され続けるために！彼の家でメイクをするときのお作法を教えます。

彼の家でメイクをするときのお作法

1．“家宅捜索”をしない

メイクタイムに一人で洗面スペースにいるのを良いことに、勝手に洗面台周辺の扉を開けて、「元彼女の基礎化粧品や化粧品がないかどうか」、「浮気をしていないか」などを捜索する人がいますが、それってプライバシーの侵害です。

万が一、“怪しいなにか”を発見してしまったとしても、それを彼に問い詰めたところで、「開ける必要のない扉を開けて探し出すなんで気持ち悪い・・・」と引かれてしまうだけ。見つけたのに問いただせないのは、それはそれで女性にとってストレスとなるので、余計なモヤモヤの原因を、自分で探すのはやめしょう。

万が一、堂々と見える位置に女性ものの化粧品が置いてあったとしても、まずは突っ込まないのが得策です。堂々と置いてあるものであれば、やましくないのですから！

2．勝手にスキンケアセットやヘアアイロン類を置いて行かない

毎回基礎化粧品やヘアアイロンを持って行くのって、確かに重たい。ですが、リアルに重いし手間だから置いて行きたいだけだとしても、彼目線だと“マーキング”のように捉えられてしまうことも。

彼の方から「置いて行きなよ」のような言葉をもらうまでは、どんなにかさばっても、重たくても、毎回持ち帰るようにするのがベストです。

中には、女性物の何かが置いてあると、家に遊びにきた男友達に触られたり、冷やかされたりするのを嫌う人もいるので、置いてOKの言葉をもらえなくても、悲しむ必要はありません。

3．メイク中の顔を見られないよう、「鏡の配置」に気をつける

あなたは、自分がメイクをしているときの顔を客観的に見たことがありますか？おでこにシワが寄る・鼻の下が伸びる・・・など、ほとんどの確率で、メイク中の顔って可愛くありません。

また、たとえメイクをしている最中に変な顔をしていなかったとしても、“化けていく様”を見せるのは良くありません。そこは女だけの秘密の花園です。

もし、別室でメイクができる間取りであればそうして！そうでない場合は、鏡の位置に気をつけて、自分の顔と鏡の中の顔、どちらも見せないよう気をつけましょう。

4．自分が汚した「髪の毛」や「化粧品の粉」を掃除する

ヘアセットをしたあとは抜け毛が、そしてメイクをしたあとは化粧品のお粉が、それぞれお少なからず洗面台や床などに落ちてしまうもの。それらを落としたままにしていると「汚い女」認定をされてしまうので気をつけて！

お友達の家や親戚の家では、「来たときより綺麗にして帰る」が常識ですが、彼の家ではあまり甲斐甲斐しく掃除をしてしまうと、“便利な掃除の方”扱いをされてしまう可能性があるので、あえてそれはせず、“自分が汚した”部分だけを掃除するようにしてください。

使用したコットンやティッシュペーパーのゴミなども、最初の数回は、「捨てても良いか」の確認をするようにするとさらにベターです。

愛され上手は賢く「お客さま」をしている

お付き合いが仲良くなると、「お世話をしている自分」に酔いしれて、つい奥さんのような行動をしたくなってしまう人もいることでしょう。ですが、結婚したらそんなこと、嫌でも何十年もするのです。彼の家に遊びに行く関係のときは、むしろ「お客さま」である自分を多いに楽しみましょう！

お客さまだから、家事はメインで行う必要はなく、手伝うだけ。お客さまだから、座っていれば行いのです。そのくらいのスタンスでいたほうが、何もかもをお世話するよりずっと上手く行きます。「私に色々なことをして欲しければ、結婚前提の同棲か結婚を決断し、新居を探してね」でOKです。

そして、そのスタンスを貫くべく、彼のパーソナルスペースには立ち入らないようにして、さらに、「女」でい続けるよう心がけましょう。彼のお家での時間は、楽しいのみでなく、あなたとの将来が考えられるかどうかを常にチェックをされているテスト期間。同じように、あなたも「今後一緒に生活ができるか」を見極める時間にしましょうね。