”汗をかきやすい”時期でも「ヨレない!」「崩れにくい!」メイクの方法
汗をかきやすい時期には、メイクも落ちやすくなりますよね。夕方にはヨレてメイクしないほうがマシなんてことも。でも、しょっちゅう化粧直しをするわけにもいかないし、できるだけキレイな状態を保ちたいという方がほとんどだと思います。そこで、汗でも崩れにくいメイクの方法をご紹介します。
- 2017-08-18
- 松澤ますみ
”汗をかきやすい”時期でも「崩れにくい」メイク方法
1.朝のスキンケアから10分後にメイクを始める
スキンケア直後にメイクをしてしまうと、化粧水などがまだ十分お肌になじんでいません。肌表面に水分や油分も残っていますので、メイク剤がそれらと混じり合い、ぐちゃぐちゃになってしまいます。スキンケアをしたら、メイクに移る前にいったん別のことをしましょう。身支度を整えたり、ヘアセットしたりすると効率的です。どうしても時間がない場合には、乳液をハンドプレスしたあとで、軽くティッシュオフするようにしましょう。
2.化粧崩れしにくい化粧下地を使う
汗で真っ先に崩れてしまうメイクといえば、ベースメイク。汗をかきやすい時期だけ、いつも使っている化粧下地を皮脂に強いタイプの化粧下地に変えましょう。ただ、汗をダラダラかく場合は、そういった化粧下地でも対応できないことがあります。絶対に化粧を崩したくない、汗をかきたくないというのであれば顔用の制汗剤を使いましょう。
3.ファンデーションは”薄く均一”に!
べースメイクの基本は「均一に薄く密着させる」です。「どうせ汗で流れちゃうんだから多めに塗っておけ!」と考えて実行してしまうと、厚塗りした部分が肌になじまず、崩れやヨレの原因になります。にきび跡やシミ、クマなど隠したい箇所がある場合には、ファンデーションを厚塗りするのではなく、コンシーラーかコントロールカラーを利用して部分的にカバーしましょう。
メイクを「崩れにくく」するためのポイント
① 使用するファンデーションはパウダーorリキッド?
使用するファンデーションは、さらっとしているパウダータイプが一見よさそうに思えますが、クリームファンデやリキッドファンデがおススメです。密着しやすく、汗をかいても崩れにくくなっています。パウダーでも、水で濡らして塗りひろげられるタイプのものなら多少密着度が増します。
② スポンジでも指でもOK!
ファンデを塗るときは、顔の数か所に少しずつのせてから、内から外へ広げます。仕上げに下から上へと、産毛に逆らうようにスポンジを滑らせると、ファンデーションが肌にフィットして化粧持ちがよくなります。
プロのメイクさんのなかには、「自分自身の指こそが最高のメイク道具」と言って、指でファンデをひととおり塗ってから、仕上げにスポンジで余分なファンデを吸い取って密着させる方がいます。スポンジで広げるか指で広げるかは、好みもあるので、自分に合う方を選んでください。
また、薄く均一に少しずつ塗ることを忘れないようにして下さい。仕上げとして、顔全体にフェイスパウダーを薄く覆うようにして均一にのせます。このひと手間が化粧持ちを断然アップさせます。
③ 化粧下地&パウダーは目元までしっかり使う
アイメイクをにじみにくくするため、化粧下地はもちろん、パフの角をうまく使い、目のキワや周りにもフェイスパウダーを薄く行き渡らせておいてください。このとき、乳液やクリームなどの余分な油分がまつ毛に残っていないかもしっかり確認しておきましょう。
④ アイメイクは仕上げにトップコートを塗る
アイシャドウは、ブラシやチップで塗ると粉浮きする場合があります。指でなでるように塗っていくと密着度が高まり、持ちがアップします。また、おススメはクリームアイシャドウ。落ちにくく、濡れたようなまぶたになります。アイライナーは皮膚との一体感が高く、崩れにくいジェルタイプがおススメです。マスカラとアイブローは、仕上げにマスカラトップコート、アイブロートップコートを利用するのも効果的です。
メイクを崩れにくくする2つのビックリ技
メイクの基本は「均一に」「薄く」「密着」と、何度もお伝えしてきました。しかし、ここでこれに反する方法をお伝えしたいと思います。どちらも「水」によって密着度を高めようというものですが、「粉オバケ法」は厚塗りしてしまっていますし、人それぞれ合う合わないが分かれそうです。興味があったら研究してみてください。
1.粉オバケ・水スプレー法
「しっかりカバーできるのに厚ぼったく見えない」と一部で好評を博している方法です。慣れるまではムラになったりと、塗り加減が難しいですが、メイクが圧倒的に崩れにくくなります。
① カバー力があるクリームファンデを過剰なほど(通常の3倍増し程度)厚りする。
② フェイスパウダーも同様に厚塗りする。
③ 顔に水がしたたるほどスプレーをかけてティッシュオフする。
2.潜水法
この方法は「低めのぬるま湯」によってファンデがかなり密着します。乾燥を感じるケースもあるようなので、顔のコンディションを整える際に保湿をしっかり行うことが重要です。
① 通常どおりベースメイクを行う。
② 洗面器に水をはって顔をつけるか、顔面に30秒ほどシャワーを浴びる。
低めのぬるま湯(プールくらいの温度のもの)がよい。
③ 水分をティッシュオフするか、扇風機で乾かす。
④ 粉ムラしやすい人はフェイスパウダーを再度薄づけする。
効果が期待できるがデメリットも多い
- ファンデーションを多く使う
- 失敗する可能性もある
- 人によって合う合わない場合がある
粉オバケや水スプレー法などは、通常よりもかなり多くのファンデーションを使います。また、慣れるまではムラになったりもするので、忙しい朝などには難かしいこともありますので、ご自身で判断してみて下さい。
いかがでしょうか?いろいろな対策方法があります。ぜひ、自分にあった化粧品を使いながら化粧崩れを防いで、キレイな自分を演出してください!