小さめバッグを持ちたいからと“バッグ2個持ち”はダサイ…

結婚式などのパーティーで、クロークに預ける前提のサブバッグに、履き替え用のフラットシューズや羽織りを入れるのは良し。ママが、子供グッズと自分グッズを分けるために、バッグっが2個になるのも良し。

ですが・・・小さめバッグを無理して持って、結果、入りきらない化粧ポーチをサブバッグに入れるのはナンセンス。せっかくのオシャレバッグが一気にダサく見えてしまいます。

さすがに、ミニクラッチにコスメを全て入れるのは不可能だけど、“そこそこ”マチや横幅があるバッグであれば、工夫次第で荷物を一つにまとめることは可能です。スタメンコスメをすべて持ち歩くための収納術って？！

1.コスメ自体のスリム化はマスト

当たり前に、まずは持ち歩くコスメ自体を減らす

どんな収納上手でも、持ち歩くコスメの分母が多ければ、物理的に小さめのバッグにすべてを入れることは不可能です。一度ポーチの中身を出してみて、「メイク直しに使ったことがある・ない」で分類をしてみましょう。

すると意外と、お直しでは一度も使ったことがないコスメの存在に気がつきます。それに関しては、持ち歩くのをやめてお家で待機させ、出先での必要性があるモノのみをステイさせましょう。

パッケージがスリムなプチプラコスメを活用する

「メイク直しで使うコスメ」に分類されたモノはすべて持ち歩きたいですよね？だけど、量がどうしても多すぎる・・・。それをスリム化させるのに役に立つのがプチプラコスメです。プチプラコスメのメリットは、お値段だけではありません。スリムでかさばらないデザインのアイテムばかりが揃うのです。

アイブロウパウダー・アイシャドウ・ハイライト・シェーディング・チーク・プレストパウダー・ルースパウダー・・・などのパウダー類は特にかさばります。持ち歩きたいコスメがある場合は、プチプラブランドでお直し用コスメを探すととても便利です。

ペンシル系コスメは削りかけを持ち歩く

アイブロウペンシルやアイライナーペンシルなど、シャープナーで削るタイプのコスメは、使う度にどんどん短くなりますよね？「持ち手が短くて描きにくい」と感じるようになったときこそ！持ち歩くにぴったりのサイズになっています。

家では、新しく購入した描きやすいものを。そして出先では、短くなったものを使うようにすると便利です。

2.ポーチにも工夫をしよう

マチの少ないポーチが場所を取らない

中身を最大限減らしたら、それらを入れるポーチ選びにも工夫を加えましょう。ポーチは、なるべくマチがないor細いものを選ぶのがおすすめです。

マチがないと、あまり中身が入らないのではないかと不安になるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ、しっかり入るのにスリムなままのため、バッグ内で場所を取らずにすむのです。

一方マチが太めだと、その分ポーチが横に広がってしまい、バッグの中の中心に“どーん”と居座る迷惑な存在になってしまうので避けましょう。

大きなポーチ1つではなく複数に分ける

ポーチ自体も、1つにまとめるのではなく、2~3つに分けることで、バッグの端や空いた隙間などに入れやすくなります。大きなポーチ1つだと、入る場所もバッグの中央のみに限られ、しかも一番奥に入れなければならないため、使用する度にバッグの中身をすべて出すことになり面倒くさい。

これを、使用の頻度やパーツごとなど、自分の中で使い勝手の良い分類で小分けにしておけば、バッグにきれいに収納できるのみでなく、「良く直すリップメイクは一番上に」など、ストレスの少ないポジションに置くことができて一石二鳥です。

夜でもメイク崩れしてない顔で、小さめバッグをスタイリッシュに持とう！

これまでの常識では、「小さめのバッグは短時間のおでかけ時に、口紅程度を入れるもの」だった方も、収納上手になれば、丸一日出かける日にも活用ができちゃいます。

暑さでメイクが崩れる日は、ベースメイクもポイントメイクもお直し道具が必須。だからと言って、バッグが大きくなるのはちょっと嫌。サブバッグを持つのもダサイ。お直しに必要なコスメを、すべて持ち歩く収納テクニックが身につけば、もうそんなジレンマからは開放されます。

トレンドのバッグをスタイリッシュに持ちながら、いつでも完璧なメイクですごせたら、最高だとは思いませんか？いますぐ持ち歩きポーチの中身を確認し、中身とポーチのスリム化を。そうすることで、あなたのお気に入りの小さめバッグに、すべてすっきり収納することができますよ。