「自分の顔に自信を持つ」これ、一般的に難しいと思われがちです。芸能人みたいな美人だったら自信満々でしょうけれど、大多数の人がそうとは限りませんよね。今の自分の顔に自信が持てないなら、模写メイクをマスターしてみてはいかが? あなたの好きな芸能人だったり、身近な人だったりを真似するメイクが「模写メイク」。真似していくうちに、気付けば「あ、今の自分の顔、好きかも!」と自信が持てるようになるはずです。
■模写メイクの基本の「き」
真似する対象が決まったら、その人の写真をあなたがいつもヘアメイクする場所に飾っておきましょう! 模写メイクをする際に、初めから全てのパーツを真似するのは難易度高し。そこで、①肌の色②骨格③目と眉毛の間隔④目の形⑤髪型の5つのポイントを押さえて、真似すると模写しやすくなります。
①肌の色
はじめに取り掛かるのは、印象をガラリと変える肌の色。とは言え、あなたが色黒なのに色白にするとか、色白なのにビヨンセの真似をするとかは無理難題です。ここはスキンケアにも力を入れて近づけるようにしたり、ベースメイクのトーンを多少変えて、馴染む程度に近づけるように工夫してみましょう!
②骨格
肌の色よりも大事なベース作りは骨格作りです。頬骨が高い人の真似をするなら、チークの入れ方で頬骨を高く見せたり。眉毛の上の額が出ているようであれば、ハイライトをのせて高く見せるなどを実践します。骨格が似れば、自然と顔立ちのイメージが似てくるので、ここは写真と見比べて丁寧に行うと◎。
③目と眉毛の間隔
骨格の延長線ですが、目と眉毛の間の間隔は、パッと見た顔の印象に大きく影響します。ハーフ顔や外国人セレブ顔であれば、目と眉毛の感覚を狭くするのが鉄則! 元々の目と眉毛の位置は変わらないので、眉毛を目に近いところまで描くテクニックを使うとGOOD。
④目の形
目の形は、誰に似ているかを左右する場所。だからこそ、つり目かタレ目か、どんな印象の目かを熟知することが大切です。目尻が上がっていれば、アイライナーなどで上げてみたり、目尻が下がっていればシャドウを下瞼に入れてボカしてみたり。一重から二重にしたいのであれば、アイプチなどを要いて対象の顔へと近づけて下さい。
⑤髪型
実は、印象を与える上で大部分の要素を占めているのがヘアスタイルだったりします。ロングヘアならロングを、ショートヘアならショートを……と、言った具合に、ヘアカラーまでも真似してみると雰囲気がグッと近づくのです。対象がよくしているヘアアレンジがあれば、それを真似することで、より似せさせることが出来ますよ!
自分の憧れている人の顔に「似ているね」と言われたらら、自信が持てるようになるものです。顔に自信を持つための模写メイク、今日から始めてみませんか?
※取材:ヘア&メイクアップアーティスト 齋藤由喜江(合同会社PICOLA代表・メークルームFeliz主宰)
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美容マーケティング集団beausのメンバーとして活動中。 病気にならないための体作りを目的とした予想医学の資格を有しており、ライティングの専門は医学を基盤とした美容。