“リアル”でのツヤ肌はベタつきとメイク崩れが気になる

雑誌や広告の中のモデルは、ツヤツヤに輝く美しい肌をしています。ですが、そのメイクを日常生活で再現しようとすると、髪が頬に張り付くし、汗や皮脂の出る季節はテカるし、ドロドロと溶けるように崩れるし・・・で一大事。とてもじゃないけれども、そんなのを鵜呑みにしたメイクはできないと、マットな鉄壁肌ベースメイクをしている人も、多くいるはずです。

ならばせめて、写真の中だけでもツヤ肌をゲットして、「#SNS映え」するセルフィーを撮影したくはないですか？写真を撮る直前に行なうことで、モデルのようなツヤ肌に写る、即席テクニックを紹介します。

セルフィー直前にしたい！即席ツヤ肌見えメイク術

1.ミストをかける

なんのテクニックもいらない、もっとも簡単なのはこの方法です。ミスト状の化粧水を持っている人はそれを、持っていない人は、バラエティショップなどで売っている詰め替え用のケースに化粧水やきれいな水を入れて、顔に数プッシュ吹きかけるだけ。

吹きかけたあとは、ハンドプレスで馴染ませて、その水っぽさが残っているうちに撮影を。もし、上手く表情が作れなかったときは、何度もミストをかけなおして納得いくまでチャレンジをしてください。

2.ヴァセリンを塗る

撮影で、プロも使うと言われているのがこちらの方法です。「ヴァセリン」を、ツヤを出したい頬の高い位置やまぶたに少量伸ばします。すると、なんとも言えないウエットでアンニュイなツヤが完成します。

水と違って簡単に蒸発してしまわないので、落ち着いてゆっくりと写真を撮ることが可能。ですが、撮影後にそのまま長時間の外出をするのには適さないので、家の中や短時間の外出のみで使うのがおすすめです。

3.フェイスオイルを少量なじませる

「ヴァセリン」を持っていない人や、ついでに乾燥した肌を保湿したいと人は、フェイスオイルを使ってツヤ作りをしてしまいましょう。指に少量を取り、こちらも頬の高い位置を中心に、ツヤや光を集めたいところに重ねてください。

夕方になって目立ってきた、ほうれい線や目元のシワなどにも同時につけてあげると、それらをアプリ加工で消す手間も省くことができますよ。ツヤツヤぷるぷるになったお肌で写真を撮れば、朝の顔の復活です。

4.クッションファンデーションを重ねる

ツヤをプラスするのみでなく、崩れたベースメイクのお直しにもなるため、外出先で有効なのがこの方法。クッションファンデーションを、お肌に重ねるだけの簡単テクです。テカリや崩れが気になる部分にポンポンしたら、再度、頬の高い位置にのみ重ね塗りをして。クッションファンデーションの自然なツヤが、肌をきれいに見せてくれます。

外出を続ける際は、特にベタつきが気にならなければ、そのままでOKです。心配ならば、写真を撮り終わったあとフェイスパウダーを重ねましょう。

5.パール入りハイライトを入れる

こちらは、午後のお疲れ顔の払拭にも便利なテクニックです。光を集めたい場所やツヤっぽく見せたいところを中心に、パール入りのハイライトを入れてください。このとき、セルフィーをかなり光で飛ばしたり、アプリ加工したりする場合は、ややたっぷりめに入れて。肉眼では不自然なくらい入っていても問題ありません。写真を撮ると、ちょうどいいツヤにうつります。

写真を撮り終わったら、何もついていないブラシで馴染ませたり、上からパール感のないフェイスパウダーを重ねるなどし、やりすぎたハイライトを薄くするのを忘れずに。

加工バレバレ!!「のぺーと顔」とはもうおさらば!!

即席ツヤ肌メイク「#SNS映え」するセルフィーを

メイク崩れや肌トラブルが気になる日のセルフィーは、アプリでの加工が必要不可欠。ですが、加工をするとツヤも立体感も失われ、顔が「のぺー」と、してしまうもの。加工バレバレの凹凸なしフェイスでは、SNSでlikeがなかなかされません。

そこで役に立つのが、本日紹介をした「即席ツヤ肌見えメイク術」です。写真を撮る直前に、自分に合ったどれかの方法で顔にツヤをプラスして。そして、セルフィーをするだけで、簡単に、雑誌の中から飛び出したかのようなツヤ肌が完成します。現実ではちょっと驚くくらいツヤっぽくしても、光で飛ばした写真のなかでは、“ちょいどいい”ツヤ感に見えますよ。

輝くお肌の写真をアップしたら、「ファンデーションは何を使ってますか？」、「肌きれいですね」なんてコメントが、たくさんついてしまうかも？！