冬場の乾燥肌!クレンジングが原因かも?乾燥肌を引き起こす原因とクレンジング方法解説!

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冬場の乾燥肌!クレンジングが原因かも?乾燥肌を引き起こす原因とクレンジング方法解説!

冬が近づき、湿度が下がり乾燥しやすくなったこの季節。お肌がカサカサしたり、化粧ノリが悪くなってしまったりとお悩みの方も多いはず。
そこで今回は、お肌が乾燥する原因と共に正しいクレンジング方法を解説します。

乾燥する季節に気を付けたい!乾燥を起こす原因3選

乾燥する季節に気を付けたい!乾燥を起こす原因3選
出典:byBirth

そもそも乾燥肌とは、何が原因で起こるのでしょうか。何となくイメージがつく方も多いと思いますが、正しく説明できる方は少ないのではないでしょうか。

まずは、乾燥肌を引きおこす原因をご紹介します。

乾燥肌の原因(1)皮脂量が低下する

お肌の皮脂量が低下すると、潤いベールを呼ばれているような皮脂膜が正常に働きません。皮脂膜が正常に働かないことで、お肌に直接外部からの刺激が伝わります。その結果、お肌の水分を保持することができなくなり、どんどん肌がカサカサになっていきます。

この皮脂量が出るピークは、20代と言われています。従って、30代以降になると皮脂量がどんどん低下し、何もしなくても乾燥肌に偏ります。血行が悪くなり、代謝が低下すると皮脂の分泌量も低下していきます。

もともと、口周りや目周りは皮脂腺が少ないので乾燥しやすい部位です。30代からは特に、乾燥対策を心がけていきましょう。

乾燥肌の原因(2)天然保湿因子の量が低下する

天然保湿因子は、角質細胞内にある水分を抱え込む性質があります。天然保湿因子とは、アミノ酸や乳酸、尿素、クエン酸です。この天然保湿因子によってお肌の水分が保れています。

しかし、老化や紫外線、ストレス、生活習慣の乱れによって天然保湿因子の量は減少していきます。老化は避けることができませんが、その他の日焼け対策やストレス解消、生活習慣を整えるなど天然保湿因子量を低下させない生活を心がけると良いでしょう。

乾燥肌の原因(3)角質細胞間脂質が減少する

角質細胞間脂質とは、角質の細胞と細胞をつなぐセメントのような役割があります。その為、この角質細胞間脂質が少なくなると、お肌のバリア機能がどんどん低下していきます。

細胞間脂質とは、セラミドがほとんどの割合を占めています。このセラミドが減少するとお肌の水分を保つ力も低下します。アトピー性皮膚炎の方は、このセラミドが通常の3分の1ほどしかないと言われています。乾燥を防ぐ為には、このセラミドの補給が必須です。

乾燥肌はお肌のバリア機能が弱まります

乾燥肌はお肌のバリア機能が弱まります
出典:byBirth

前述したように、お肌は皮脂膜・天然保湿因子・角質細胞間脂質の3種類の物質で守られています。このうちどれが欠けても、お肌に水分を留めておくことができずに乾燥肌へと傾きます。

紫外線やアトピー性皮膚炎の原因となるアレルゲンからお肌を守る為には、この3種類の物質が正常に働いている必要があります。しかし、乾燥肌の方は、このバリア機能が正常に働いていません。その結果、アトピー性皮膚炎になったり、カサカサになりお肌トラブルが起きたりしてしまうのです。

乾燥しないように保湿をすることも重要です。しかし、これ以上乾燥させないように日々の習慣を見直すことも必要です。日々のクレンジングがあなたのお肌を乾燥させているかもしれません。

乾燥肌はクレンジング方法が原因の可能性も?!

乾燥肌はクレンジング方法が原因の可能性も
出典:byBirth

ゴシゴシとお肌に負担をかけるような洗い方をしていませんか?また、お肌に負担のかかりやすいクレンジング剤を使用していませんか?

クレンジングは、お肌の角質層にダメージを与えやすい為、注意が必要です。お肌に与える負担を見ていきましょう。

クレンジングは、摩擦によるダメージと洗浄成分によるダメージがあります。メイクを落とすクレンジング剤は、多くが界面活性剤が使用されています。界面活性剤は、メイクの油のみではなく、お肌の保湿成分であるセラミドも洗い流してしまいます。

なるべくお肌に負担のかからないクレンジング剤を選ぶようにしましょう。

クレンジング方法を見直して乾燥に負けないお肌に

クレンジング方法を見直して乾燥に負けないお肌に
出典:byBirth

お肌に負担をかけずに、メイク汚れはしっかりと落とし、ダメージを抑える工夫が必要不可欠です。

まずは、「お肌をこすらない」ことを徹底しましょう。お肌に負担のかからないマイルドなクレンジング剤を選んだとしても、ゴシゴシこすらないと落ちないようなクレンジング剤は、逆にお肌を傷めてしまいます。短時間でこすらずに落とすことができるクレンジング剤を選びましょう。

また、クレンジング剤を使い分けることも一つの手です。落ちにくい目元は、目元専用のリムーバーを使用し、他部位はマイルドなクレンジング剤を使用すると、無駄にお肌に負担がかかりません。

乾燥がひどい場合は、クレンジング剤を使用しないようにすることも大切です。ほとんどのメイク汚れは、石鹸だけで落ちます。石鹸だけで落とすことができるメイクに変更するのも良いでしょう。ミネラルタイプの化粧品であれば、お肌に残っていても負担がかかりません。

このように、ご自身のお肌や生活にあわせて、お肌になるべく負担のかからないメイクやクレンジングを選ぶようにしましょう。クレンジングを見直すだけでも、乾燥肌から普通肌に近づけていくことはできます。

「自分は乾燥肌だから」と諦めずに、まずは、今日からできることを一つずつ始めていきましょう。

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MIWA.

MIWA.

美容クリニックの看護師を経て、美容ライター・ブロガーとして活動中。「1人でも多くの方を笑顔にしたい」をモットーに、失敗しない美容・健康情報を発信していきます。
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