夏のベースメイク【モチ・仕上がり・簡単】何が正解?

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夏のベースメイク【モチ・仕上がり・簡単】何が正解?

本格的な夏に向けて、メイクも衣替えをする時期になりました。気温も湿度も高くなり、夏のメイクは崩れるものだと諦めていませんか?ポイントを押さえるだけで、モチ・仕上がりが良い肌を簡単なステップでつくることができます。
つまり、【モチ・仕上がり・簡単】全てのポイントを押さえた、“夏のベースメイク”をご紹介します。

  • 2020-07-06

夏の季節とお肌の関係

夏の季節とお肌の関係
出典:byBirth

これからやってくる夏の季節、地球の温暖化により、年々暑さを増していますね。高い気温に湿度、太陽の日差し、紫外線、エアコンなど、夏の季節はお肌にとって、最も油断できない季節です。特に日本は気温とともに湿度も高く、メイクも崩れやすい環境にあります。

外に出ると汗をかき、室内に入るとエアコンで汗は引くものの、長時間エアコンにあたることで身体は冷えてしまいます。そのような変化により、お肌にはどのような影響があるのでしょうか。

1. 乾燥とインナードライについて

気温や湿度が高くなる夏は、体温調節をするために汗をかきます。汗をかくから乾燥とは無縁なのではないか、と思われがちですが、答えはNo。汗をかいて身体から蒸発する際、肌の角質層にある天然保湿因子が同時に奪われるため、汗をかく前よりも乾燥してしまいます。

お風呂上がりなどでスキンケアをつける時、暑いからといって化粧水だけ、クリームは使わないという方はいらっしゃいませんか。実はこれもお肌にとっては×。化粧水はお肌に必要な水分は補給してくれますが、お肌のハリや弾力を保つためには、その後につける美容液やクリームが欠かせません。

メイクをした後にすぐテカる、でもなんだかお肌は乾燥しているような感じがするのに…そう思ったあなたは、インナードライ肌です。インナードライは、肌の内側の水分は不足していますが、それによって肌表面は皮脂でべたつく状態のお肌をいいます。

2. 紫外線

季節の中でも一番に紫外線量が多いのが、夏の時期。地表に届くUVA・UVBの紫外線の影響はご存知の通り、お肌に多大な影響を及ぼします。しみ、しわやたるみ、乾燥などです。夏の時期は冬と同じような紫外線対策ではなく、少々強力な対策をして、お肌を万全に守ることが大切です。

3. バリア機能の低下

屋外の気温と室内の気温差が激しくなると、肌のバリア機能が低下します。私たちの皮膚には、外側からの異物の侵入や攻撃などから肌を守る働きと、体内の水分を保つ働きがあります。この役割を担っているのが“バリア機能”です。

バリア機能が低下すると、体内の水分が外に逃げて乾燥しやすくなったり、細菌や刺激物が侵入することによって肌が炎症を起こしたりします。

崩れ知らずのベースメイク方法とポイント

崩れ知らずのベースメイク方法とポイント
出典:byBirth

1. バリア機能を整えて、できるだけ保湿をする

夏のベースメイク崩れを防ぐ方法として、最も重要なことは、“バリア機能を整える”こと。人の身体でいうと、風邪をひいたときに体調を万全に整えるように、体調を整えることで生活の質も向上、集中力や頭の回転なども変わってきます。それと同様に、土台となる肌のバリア機能を整えることで、お肌の水分バランスが整い乾燥しにくくなります。

お肌のうるおいが保たれている肌は、皮膚の表面がなめらかでファンデーションもフィットします。肌のうるおいが十分であれば長時間メイク崩れもしにくくなるため、これがベースメイク後の“モチと仕上がり”に関わります。

バリア機能を整える方法

  • クレンジングや洗顔は、たっぷりの量で素早く洗う(強力な洗浄成分が肌にダメージを与えるため)。
  • 顔を強くこすらない、摩擦を与えないようにする。
  • 化粧水をつけたら、クリーム(美容液など)を必ずつける。
  • 出先でも持ち歩けるサイズのクリームやバームなどで、乾燥を感じたときにこまめに保湿をする。
  • 汗や皮脂が出たらこまめにティッシュオフする(脂取り紙は必要な油分までとってしまいます)。

2. 下地は崩れにくいタイプで、SPF・PAともに数値の高いものを使う

下地には、パール効果のあるものや保湿効果、紫外線対策に特化したものなど様々なタイプがあります。その中で夏のアイテムとして選ぶのは、“崩れにくく長時間キープしてくれるもの”で、尚且“SPF・PAの数値が高いもの”を選びましょう。

3. ファンデーションも崩れにくいタイプをチョイス!厚塗りNG→薄く塗ろう

ファンデーションも下地と同様に種類があります。しっとりするタイプ、汗・皮脂に強いタイプ、パール効果のあるものなどです。その中で、“崩れにくく汗や皮脂に強いタイプ”を選びましょう。

厚塗りはNGです。厚塗りをすると、汗や皮脂が出たときに崩れやすくなり、見た目も綺麗ではなくなってしまいます。キレイに見せるには“ファンデーションは薄く塗り、色むらのあるカバーが必要なところのみ重ね付け”をしましょう。

4. お粉はルースタイプを

夏でも乾燥しやすい方は別ですが、皮脂が出てテカりやすい、顔にも汗をかくなどの場合はルースタイプのお粉がオススメです。ブラシよりもスポンジかパフでつける方法が、より粉が多くつけられ、皮脂を吸着してくれるでしょう。

テカりやすいTゾーンは多めにつけることで、長時間テカリを防ぐことができます。

夏に最適なベースメイクitem

BOBBI BROWN
スキン ロングウェア ウェイトレス ファンデーション SPF 15 (PA++)

30ml 6,600円(税込) 全13色

皮脂を吸着し毛穴をカバーします。崩れにくいロングラスティング処方で、長時間メイクしたてのお肌をキープ。よれにくくテカりにくい使い心地は、まさに夏のためにつくられたかのようですよ。

夏のベースメイク【モチ・仕上がり・簡単】何が正解?

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aya

ayaヘアメイクアップアーティスト/美容ライター

外資系化粧品ブランドの美容部員、ヘアメイクの経験で美容の良さをたくさんの日本女性に知って欲しいと思い、フリーランスで活動中。美容と健康、心は繋がっていると知り、アロマ検定1級取得。食べ物、運動についても興味を持ち始め、最近ではヨガ、筋トレがマイブーム♡

https://www.instagram.com/ayatyabi/